自分の気持ちを言葉にすることはとても大切ですが、意外に簡単ではありません。 自分の気持ちを言葉にできなかったり、何とか紡ぎ出した言葉を聞いてもらえないと、人は困惑しますし、キレることもあります。 喜怒哀楽、全ての感情において同じですが、喜や楽の方がまだしも表現しやすいでしょう。 家族でのお出かけ、学校でのイベント、スポーツや芸術の観覧なのどの後で、感想を話し合いましょう。 どのような場面でも「感想は?」と尋ねられると、まとめなければいけないと思ってしまい、言葉にできず話しにくいものです。 感情を分割して、「一番楽しかったこと」「一番嬉しかったこと」「一番おかしかったこと」「一番びっくりしたこと」「一番きれいだと思ったこと」「一番おいしかったもの」と全員出順番に話します。 ついでに、「一番嫌だったこと」「一番さみしかったこと」を尋ねるのも面白いです。 子どもたちがどんな感性を持っているのかが分かります。 大切なことは、子どもにやらせるだけでなく、お母さん・お父さんも一緒に実行することです。 |