ご家族から「昨日はぶつぶつが出てたんですが、もう消えました。」とか「昨夜は変なセキをしてましたけど、今は治まっています。」という話を時々お聞きします。 でも、診察の時点では消えてしまっているので確認できません。どんなブツブツだったのかも、どんなセキだったのかも、言葉で表現することはとても難しいですよね。 そんな場合には携帯電話のカメラやビデオカメラが重宝します。ブツブツが出ていたら、いくつかの方向から写真を撮ります。変なセキや、変な体の動きがあったら、ビデオカメラで録画をします。 百聞は一見に如(し)かず、それを外来で医師に見せて下さい。病気を探して治療するためには、問診(症状を聞く)と、診察(状態の確認)、検査の三つが大きな柱です。 経過を正確に知ることは、良い治療へのスタートラインです。 |