特別な時以外、私たちは言葉を無意識で話しています。無意識だからこそ、人柄や深層心理がにじみ出ます。 言葉は言霊(ことだま)を語源とすると言われ、言葉には魂がこもっていると考えられています。明るい・温かい・ポジティブな・幸せな言葉を多く使えば、親を含めた自分自身もその言葉を聞いている子供たちも人生が明るく・温かく・ポジティブに・幸せになって行きます。 逆に、暗く・冷たく・ネガティブな・不幸せな言葉は反対方向へ導きます。一度、自分たちが無意識で使っている言葉を吟味してみましょう。 「折角(せっかく)〜〜なのに」と思わず子供の対しても大人同士でも言います。相手のことを思って言っているのですが、言われた方は非常に威圧感を感じます。それは「折角」と言った時に、言う側の価値観や都合を押し付けているからです。 親が子供に対して使う場合には“催促”が含まれています。ただし、「折角だから〜〜しよっ」と自分に言い聞かせるように使うのは、自分を後押しする意味もあってOKだと思います。 |