40〜50年前から核家族化が進み、夫婦共稼ぎが普通になったため、子育てへのお父さんの協力が不可欠になっています。 太古の昔から現代に至るまで、お母さんは悪阻(つわり)・胎動・出産・授乳を普遍的に体感し、自分が母親であることを実感できますが、お父さんは抱っこをして赤ちゃんの重さを感じる以外に体感・実感しにくい状況があります。 また、車社会のため勤務先が自宅から遠くなり、子供たちはお父さんの働く姿を見ることがなくなりました。それは、子供たち(特に男の子)が父親としてのモデルを見る機会が少なくなったことを意味します。 そういった子供たちが親になった時、親としてどのように振る舞ったらよいのか分かりません。そのような時代だからこそ、お母さんや周りの家族が“お父さん作り”をする必要があるのです。 お父さんがうまく出来あがれば、子供たちは幸せですし、子育て・家事を手伝ってくれるので、お母さんは楽できます。 |