多くの親が子供たちに願うことは、“思いやりのある子(人)”になってくれることでしょう。 『たがのわ』の「こんげつのいっさつ」で絵本「どんなかんじかな」の説明で書きましたように、「“思いやり”とは想像力と優しさの複合体」と私は考えています。 現代人は想像力が低下することで思いやりが減っていますが、人の持つ優しさは今も昔も変化してないと思います。 では、子供たちの想像力を伸ばすためは、親は何をしたら良いのでしょうか? 小さい時から大きくなるまで簡単にできて、最も効果的なのが“読み聞かせ”です。だって、子供たちは読み聞かせてもらっている絵本の主人公になりきっています、絵本の中の世界を旅しています。 また、想像力は創造力でもあります。創造力は仕事や商品の価値だけでなく、人生の喜びも生み出す源泉です。したがって、子供たちに“思いやりのある子(人)”になってもらうためには、想像力を育ててあげること、そのためにはたっぷり読み聞かせをしてあげることです。 |