お父さんの甘える壺も子供たちにはありますが、小学校低学年まではお母さんの甘える壺が最も重要です。実は子供たちの持っている「お父さんの壺」は、社会への導きが入っている壺なのです(これは別の機会にお話します)。 ですから、お父さんやおばあちゃん・おじいちゃんは、お母さんの甘える壺が十分に満たされるように、協力しましょう。 例えば、上の子がお母さんとの“1対1お風呂”をできるようにしてあげるために、下の子をお父さんがお風呂に入れてあげてください。下の子をお風呂に入れる方が手間がかかりますから、もちろん、お母さんに手伝ってもらって結構です。 上の子とお母さんが1対1になる機会は自宅でなかなかないように思えるのですが、ご家族の方の協力があると、意外に簡単にできるのです。 このようにして、上の子の甘える壺が満たされると、必ずや上の子が下の子を可愛がってくれます。誰しも、満たされていれば、分け与えることができるのです。 |