小学校6年生まで “甘える壺” を意識しましょう。 小学校3年・4年ごろから“第2反抗期”になり、お母さんが手を出すことを嫌がるようになります。でも、まだそれは自立の練習をしているだけです。それまでに甘える壺が満たされているからこそ、子供たちは自然に自立への練習を始めるのです。 病気になって小児科外来を訪れた時、6年生の子でも自分の方からお母さんに手をつないだりします。まだまだ甘えたい気持ちは残っているのです。 中学生になると部活動が始まり、初めて自分で人間関係を作る練習をしますから、親は少し離れて見ていてあげた方がよいでしょう。 社会人になった頃から、子供たちはまたお母さんに近付いてきます。それまでは、じっと動かず、見守ることです。 |