すべての子ども達は、心の中に“甘える壺”を持っています。下の子も、上の子も、誰だって、甘えたいのです。大人だって、誰かに甘えることができたら、心が満たされて幸せな気持ちになるでしょう。 その甘える壺の形は、一人ひとり違っています。下の子の甘える壺の形は、一番下としていつも甘えることができるので、生まれた時から大きくなるまで、同じような大きさでしょう。 一方、上の子は最初お母さんを独占していますから、とても大きいのですが、下の子が生まれることで、どうしても一度小さくなります。しかし、人生の流れの中で、再び大きくなることもあるでしょう。 きっと、甘える壺は形こそ違え、最終的な大きさ・容量は、みんな似たりよったりなのだろうと思います。この甘える壺に甘えた満足感を満たしてあげるのは、お母さんが一番です。お父さんや他の家族の協力があれば、より容易に満たしてあげることができます。 |