育児は時代によっても、地域によっても、大きく違っています。母乳育児と粉ミルク、断乳と卒乳、おしゃぶりと歯並び、抱き癖、うつぶせ寝、日光浴‥‥。お母さんもおばあちゃんも子供のためを思っているのですが、意見が食い違うために言い争いになったりします。 意見が食い違う場合には 小児科の医師に尋ねてみましょう。医学的に理由がはっきりとしていれば、その方法を採用します。理由がはっきりしない場合には、どちらでも好きな方を採用します。 最も大切な基本は、子供自身にとって心地よい方法・嬉しい方法が良い方法であるということです。この本を読んで、今の自分たちの方法が将来まで絶対ではないことが分かると、決め決めにならずに、ゆったりとした気持ちで子育てができます。ゆったりとした親の気持ちが、子供の伸びやかな成長を誘導します。 |