子供たちは両親や家族から自分の小さい時の話を聞くことが大好きです。 私の娘は小学校当時、小さい時の自分を撮影したビデオを何回も何回も嬉しそうに見ていました。どうしてでしょうか? きっと、自分のことをよーく見てくれていたこと、そしてその自分の過去のことを覚えてくれていることが、子供たちには嬉しいのだと思います。それは、自分がどんなに両親に愛され、受け入れられて成長してきたかということを実感できるからでしょう。 親にとっても、子供たちに小さい時のことを話すことで、子供が五体満足で生まれてきてくれたという、それだけで幸せだった気持ちや、歩けるようになった喜び、なぐり描きの親の似顔絵の嬉しさを思い出すことができます。それはきっと、親にとっての初心ですよね。 |