アナフィラキシーとは、じんま疹や目が腫れるなどの皮膚症状、セキ込みや息苦しさなどの呼吸器症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、顔色不良や冷汗などの循環器症状がいっしょに出現するアレルギーの重症状態のことを言います。 数十秒から数分というような急激さで、雪崩(なだれ)のように症状が悪化し、症状が増加します。時には命にかかわるような場合もあります。 子供のアナフィラキシーは食物で起きることが多いのですが、大人では蜂に刺された場合や薬の使用によるものが多いようです。以前にアナフィラキシーになったことがある場合には危険性が高いですが、初めてでもアナフィラキシーになることがありますから、症状が合わせて出てきたら要注意です。 |