腹壁の穴が大きくて、1〜2歳になっても臍ヘルニアが治らない場合には、手術で穴を閉じます。この手術は必ず受ける必要がありますが、2泊3日ぐらいの簡単で安全なものです。
ただし、ピンポン玉のように膨らんだ皮膚は手術した後も縮みませんので、年数が経ってもシワシワの臍のままになります。
もしも、そのシワシワが気になるようでしたら、3〜5歳で形成外科の手術を受けて、臍の皮膚の形を整えてもらうと良いでしょう。現在では皮膚の縫合の仕方が上手なので、手術の傷はほとんど分かりません。