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「みんなのハテナ」 No.77 溶連菌感染症@

*ハテナ?*

溶連菌感染症とはどんな病気ですか?

*アドバイス*

扁桃腺に膿が付き、のどの痛みと熱を伴います。



 溶連菌(ようれんきん:正式名称はA群β溶血性連鎖球菌)がのどで繁殖すると、のどが真っ赤になり、扁桃腺に白い膿が付きます。のどの痛みが強く、熱が出ます。時に、舌がイチゴのように赤いブツブツになります。また時に、体や腕にかゆみを伴う細かい赤い発疹が出ることがあり、猩紅熱(しょうこうねつ)と呼ばれます。

 溶連菌には抗菌薬が非常に有効で1〜2日で解熱しますが、のどに解熱後も菌が残っていてぶり返し易いので、7〜10日間は続けて服用する必要があります。発疹が消えるのには4〜5日かかります。

 のどからの飛沫感染で友達にもうつりやすいので、抗菌薬を飲み始めて丸1日は保育園・幼稚園・学校を休んでください。また、兄弟姉妹が熱を出したり、ノドを痛がる場合には、早めに受診してください。大人にもうつることがあります。





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