子供とお年寄りは熱中症になりやすいので要注意です。子供は汗の量が多く、体温調節機能が未熟なことにより、老人は水分摂取量が少なく、体温調節機能が低下していることによります。 それに加えて、子供の身長の低さと乳母車に乗っていることが大きく影響します。気温は一般的に地上から1.5mの所で計ります。もし気温が32℃だった場合、幼児の身長や乳母車に乗っている乳児の高さ、すなわち50pぐらいの所では35℃ぐらいになり、地面近くでは36℃以上になっている可能性があります。地面からの照り返しと風の通りにくさを加味すると、さらに条件が悪くなります。大人である自分の暑さやのどの渇きを基準にすると危険です。 |