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「みんなのハテナ」 No.15 熱性けいれんB

*ハテナ?*

熱性けいれんを起こした時に、注意するポイントを教えてください。

*アドバイス*

次のような熱性けいれんがあった時は検査が必要です。



 次のような熱性けいれんがあった時には、脳炎や脳症などの病気を合併している可能性がありますから、詳しい検査が必要になります。

@ けいれんが10分以上続いた場合

A けいれんが繰返し起きた場合

B けいれんが全身ではなく、体の一部だけに見られた場合

C 年齢が生後6か月以下や5歳以上の場合

D けいれんの後に、意識障害や体の麻痺が残った場合

 時に、熱が急激に上昇する時の「悪寒(おかん)・戦慄(せんりつ)」による震えを熱性けいれんと見間違うことがあります。最も大切なチェックポイントは、家族の呼びかけに反応するか否かです。悪寒・戦慄では呼びかけの方へ目を向けますが、熱性けいれんでは意識がなくなり目が偏位固定していますので、呼びかけの方へ目を動かしません。





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