熱性けいれんとは、6か月から5歳ぐらいまでの子供さんが熱を出した時に起きるけいれんのことです。(なお、“けいれん”と“ひきつけ”は同じものです) 100人の中で6人ぐらいが子供の時に熱性けいれんを経験します。多くの場合は5分以内に自然に止まりますが、まれに30分以上も止まらないことがあります。熱性けいれんを起こした時には、次の点に注意して下さい。 @体をゆすったり、顔をたたいたりしないで下さい。自宅でけいれんを止める方法はありません。 A舌をかむことはありませんので、口の中へ割り箸やスプーンを押し込む必要はありません。 Bもしも吐いたら、吐いた物がノドに詰らないように、頭を横に向けて口の中からかきだして下さい。 Cけいれんがどれくらいで止まるかは分かりませんので、すぐに病院へ急ぎましょう。 |