中学校から高校になると思春期・反抗期の真っただ中です。幼少期に甘える壺が満たされていれば、放っておいて大丈夫ですし、放っておくしかありません。この時期、親は信じるしかないですし、信じるだけで十分なのです。 むしろややこしいのは小学校高学年の、甘える幼少期と反抗する思春期が入り混じる時期です。お母さんにベタベタとくっついていたかなと思ったら、“クソばばあ”と言って逃げていきます。 この時期をうまく乗り切るコツは、子供のほうから求めてくることは何でもオーケーですが、親の方からは求めない。つまり、子供の方から「いっしょにお風呂に入ろう」と言ってきたり、手をつないだり、甘えてきたら、できるかぎり応じてあげてください。 でも、親子の会話やスキンシップを重視するあまり、親の方からいっしょにお風呂や手をつなぐや髪の毛に触るなどの要求をしないこと。子供たちは必ず親のところへ戻ってきます。 気持ちよく手を離してあげれば、数年後に気持ちよく戻って来ますよ。 |