夫婦共稼ぎで核家族での子育てが増えており、家事・育児におけるお父さんの協力がとても重要になってきています。でも、なかなか“お父さん教育”、すなわち“お父さん育て”は難しいものです。 保育施設で私が子育て講演会を依頼されても、お父さんの参加が1割を超えることはまずありませんし、講演会終了後にお母さん方から「この話をお父さんにも聞いてほしいよね」とよく言われることからも推測できます。 そこで提案ですが、本「たがのわ」には基本的なことを丁寧に簡単に書いていますので、お父さんにも読んでもらったらいかがでしょうか。 あるお母さんが面白いことを言っていました、「お父さんに読んでもらおうと思って“たがのわ”をリビングに置きましたが、まったく読む気配がありませんでした、でもトイレに置いてみたところ、ウンコの時に毎日少しずつ読んで“この本いいこと書いてあるなー”と話していました」と。 あまり多くないのですが、『よむミルク』の配達便をご夫婦で受信している方もいらっしゃいます。夫婦2人で同じ内容を読んでいけば、子育てを同じ方向へ進めることができますから、子供たちは安心してついて来ることができるでしょう。 |