チンチンの病気で1番多いのが包皮炎でしょう。 チンチンの先の皮膚(包皮)が赤く腫れあがり、先っぽから黄色い膿が出てきたりします。包皮と亀頭の隙間に細菌が入って、炎症を起こしたものです。抗生物質を服用し、抗生物質の入った軟膏を塗っておけば、容易に治ります。 多くのお母さんが「チンチンをよく触るからなるんでしょうね」と言われます。「チンチンを触らないように先生からも言ってください」という暗黙の催促なのでしょうが、私は「触ったからといって必ず包皮炎になるわけではありませんから、ガミガミ注意をして、母子関係が崩れないようにした方がいいですよ」と伝えています。 このような質疑応答がなく、帰宅後お母さんがガミガミ注意している場合がかなり多いと思うので、診察を終えたときに必ずこの注意を伝えています。 |