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多賀クリニック（白山市)ハテナ119
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「みんなのハテナ」 No.119
貧血の治療②：薬物療法
| ある程度以上の貧血であれば、鉄剤を服用します。 乳幼児であれば、鉄剤のシロップを服用します。 少し鉄臭いですが、ほとんどの乳幼児が飲んでくれます。 鉄は体に非常に大切な成分のため、女性の生理以外ではほとんど体から出て行かないようになっており、逆に腸管からの吸収も一度にたくさんはできません。 したがって、鉄剤の服用は1ヵ月～2ヵ月の長期になります。 その間の注意は、便が黒くなる場合があることです。 腸管で吸収しきれずに鉄分が便の中に残っていると、消化液で変化して黒くなるのですが問題はありません。 また、鉄剤を服用すると吐き気が強く出る方がいらしゃいます。そのような場合には、量を少なくします。 |
